ンサンジェ県 (Nsanje District)
ンサンジェ県はマラウイ国内で最も南部の県であり、1942 km2の面積を持ち、シレ川の下流域に位置している. シレ川は県の北部を通り 、 ンサンジェ県東部とモザンビークとの国境線の大部分を形成している. 県内の海抜は、およそ200 ftであるが、県南西部の一部の丘では海抜2000 ft近い場所もある.
県北西部にはムワビ野生動物保護区 (Mwabvi Wildlife Reserve)が広がり、ここにはM-1(マラウイ全土を横断する道路)沿いにあるバングラ(Bangula)かソーギン(Sorgin)からアクセスできる. また、県の北部には"ゾウの低湿地"(Elephant Marsh)があり、ジェームス村(village of James)から出発するツアーに参加すると、イースタンバンク街道(eastern bank road)経由で訪れることが可能である. なお、"ゾウの低湿地"の名前は、この場所で大量のゾウを目撃したデヴィッド・リヴィングストンにより付けられた.
地図 - ンサンジェ県 (Nsanje District)
地図
国 - マラウイ
マラウイの国旗 |
マラウイはアフリカ大地溝帯に位置する内陸国で、アフリカではボツワナと並んで独立以来対外戦争や内戦を経験していない数少ない国でもある. 「アフリカの温かい心(The Warm Heart of Africa)」という別称を持つ.